Dreamのお好み情報箱

これは有料のアプリで、６００円です。
どれほど使えるかちょっと試してみようということで、ジュース５本我慢して買ってみました!!

このアプリは、紙幣をカメラで撮影すると、いくらの紙幣かを教えてくれるアプリです。
認識できる紙幣は下記のものです(サイトより引用)

※ 認識できる貨幣

- 日本の円:1000、2000、5000、10000 円
- 韓国の元:1000、5000、10000、50000 元
- 中国の元: 1、5、10、20、50、100元
- アメリカのドール:1、2、5、10、20、50、100ドール
- イギリスのポンド:5、10、20、50ポンド
- ヨーロッパのユーロ:5、10、20、50、100ユーロ
- タイのバーツ: 20, 50, 100, 500, 1000 バーツ

試したところ、音声で読み上げるだけでなく、点字でも確認することができました。
以下、釜簡単な使い方のメモです。

まず、「Money Reader」を起動します。
すると、「スキャン開始」、「設定」、「情報」
という３つのボタンが並んでいます。

まずは「設定」ボタンをダブルタップして、紙幣の種類を設定します。
日本円を認識させたいので【日本円】というところをダブルタップします。
「日本円 選択中」と表示されます。
これで日本円が選ばれたので、【スキャン 戻る】 ボタンをダブルタップして、元の画面に戻ります。

さて、いよいよ紙幣を認識させてみます。
１０００円札を用意してみました。

先ほどの３つのボタンの中から【スキャン開始】 ボタン」をダブルタップします。
するとアイフォーンから
「ぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴ」
というビープ音が流れます。
これはスキャン中であることを示す音のようです。

点字ディスプレイには「スキャン停止 ボタン」、あるいは「キャンセル ボタン」と表示されます。
この表示はタイミングによって変わるようです。
いずれにしても、このボタンを押すと、スキャンが中止されるという意味です。

この状態で紙幣をカメラでとらえるわけですが、見えないとこれがなかなか難しいですね。
あと、部屋が暗いとうまく認識しないことがあるようなので、できるだけ明るい部屋で認識させた方がいいようです。

とりあえず、私がやってみた方法を書いてみます。

まず、右手でアイフォーンを持って、左手で１０００円札を持ちます。
アイフォーンの裏和賀と、１０００円札を１０センチか１５センチぐらい離します。
その状態で上下させたり、距離を近づけたり遠ざけたりしてみます。
最初のうちはなかなか認識がうまくいかなかったのですが、根気よくやってみました。

うまく認識すると、ビープ音が停止して、音声で
「せんえん、せんえん、せんえん、せんえん、せんえん、せんえん、せんえん、せんえん…」
と繰り返し連呼します!!
同時に点字ディスプレイに
「1000 えん」
と表示されます!!

最初はこつをつかむのが大変なのですが、何度か練習して持ち方や距離など慣れていくと、それなりにうまく認識できるようになります。

しかし、この読み取り方法だと両方の手がふさがってしまうので、点字を確認することができませんよね。
「これでは盲ろう者は確認ができないではないか!!」
といわれそうなので、今度は台の上に紙幣を置いてやってみました。

台の上に１０００円札をおきます。

点字を読む方の手を点字ディスプレイの上において、
点字を確認できるようにします。

もう片方の手でアイフォーンを手に持って、ディスプレイの付いている面を上にして、カメラの付いている裏側を１０００円札に近づけます。
このときも、アイフォーンと１０００円札の距離を１０センチか１５センチぐらい離します。
それでアイフォーンを上に上げたり下に下げたり、
角度を調節したりして、認識する位置を探ってみます。
うまく認識すると、点字ディスプレイの表示が「すきゃんていし ぼたん」あるいは「きゃんせる ぼたん」から「1000 えん」という表示に変わるので、
これで認識したことが分かります。

ということで、認識させるのがちょっと大変なのですが、見えなくても自力で紙幣の種類を見分けることができるので、便利ではないかと思いました。