« 何で読めないのだろう? | メイン | PukiWiki試してみる »
ここに書かれている記者からの質問にまじめに答えてみようかと思う。
なお、あくまでも私個人の見解ということでご了解いただきたい。
私もそう思う(笑)。実際それにかんする疑惑も聞いている。だから疑う人がいても無理はないと思う。
信じようと信じまいと事実かどうかが問題なのである。
例えば、地球が回っていることを信じようが信じまいが地球は回る。信じなかったら地球の回転が止まるわけではない。
霊的世界も「信じるか信じないか」が問題なのではなく「事実そういう世界があるかないのか」が問題なのである。
よって、信じたくなければ信じなくて結構。
魂のレベルというのは、なにを信じるかで決定されるものではなく、普段の行いで決まるものである。
いくら霊的世界を信じていても、人のためになることをなにもせず利己的な生き方をしている人は魂のレベルが低い。
逆にそんなものは信じないという人でも、人のためになることをしている人は魂のレベルが高い。
信じるかどうかが問題ではなく行いが魂のレベルを決定するのである。
まず、「行いが原因」というのをどう解釈するかである。
例えば、神様という人物がいて
「最近のアメリカ人はどうもけしからん。これこれ、アメリカ人を懲らしめるためにちょっと行ってニューヨークセンタービルをテロ攻撃して来い!!」
と、テロリストたちに働きかけて攻撃させた…
こんな図を想像してはいけない。
そうすると
「日本が戦争に負けたのは日本人の行いが悪かったからか」
「広島と長崎に原爆が落とされたのは、広島や長崎の人々の行いが悪かったからか」
などということになる。
さて、9・11テロを霊的視点ではどう見るべきであろうか。
これは「因果律の法則」、「原因と結果の法則」、「種まきと刈り取りの法則」に当てはまるのではないだろうか。
例えば、あなたが目の前にいる人の悪口を言った。すると、目の前にいる人が怒ってあなたを殴った。
このとき「悪口を言って相手を怒らせた」のが原因で、その結果として「相手から殴られた」わけである。
もちろん相手にも自由意思がある以上、殴られるかどうかは相手石鯛である。
こう考えると、テロが起きたのは、アメリカ社会がテロリストたちに反感を買うような原因をこしらえたのが原因。もちろんテロリスト側にも問題があるだろう。
そういう意味では「アメリカ人の行いが原因」といえるかもしれない。
この問題は、「因果律と自由意思」という、スピリチュアリズムでもやや複雑な問題に踏み込むことになる。これを突き詰めると
「一人一人の寿命はあらかじめ決まっているらしいけど、ニューヨークセンタービルにいた人たちは全員、テロが起こった日に寿命がくることが決まっていたのか?」
「もしそうだとするなら、そもそもテロが最初から起こることが決まっていたのか?」
…
などといろいろな疑問がわいてくるのである。
これはなかなか奥の深い問題だ。しかし、霊界通信を読むと、こういった謎が少しずつではあるけど理解できるようになってくる。
解決のヒントは、先ほどの少し触れた「因果律と自由意思」の問題。
そしてもう一つは、この世が全てだという視点で見ている間はこの謎は解けない。霊的世界も含めた永遠の視点で見なければ、この地上は不公平だらけということになる。
以上が私の答えであるが、どうだろう。
「ご想像におまかせします。私の本をちゃんと読んで理解してくれていない方に、そういう話をしても意味がありません」
プロのスピリチュアル・カウンセラーならもうちょっとまともな解凍はできんもんかねぇ(^_^;
投稿者 Dream : 2007年05月18日 22:27
この記事はあなたのお役に立ちましたか?もし気に入っていただけたのでしたら、是非人気blogランキングをクリックしてください。
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sf-dream.com/cgi/mt33/mt-tb.cgi/688