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日本語音声合成エンジンのドキュメントトーカーって歌歌うんですね。
製品情報 ドキュメントトーカ 日本語音声合成エンジン for Windows
歌う音声合成!!
ナンと!歌も歌います。 聞いてください(けいこ) こちらも聞いて(たかし)
なんか変な声(笑)
昔ヤマハのプラグインボードで歌歌うのあったけど、あの声は95リーダーの女声で歌わせたみたいな声で気持ち悪かったですね。
あれから比べると音質はいいと思うのですが…しかし変な声だ(笑)
ちなみにこれ、MMLというコンピュータで音楽を記述する言語に歌詞を埋め込むことによって歌データを作れるみたいです。
歌データの作り方
例えば、上記サンプル、童謡の「通りゃんせ」だと次のようになるそうです。
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<Sing Data="T120,O4,A2 とお,A4 りゃん,G4 せ,A4 とお,A8 りゃ,G8 ん,E2 せ, O4,B-4 こ,B-8 こ,B-8 わ,O5,D4 ど,O4,B-8 こ,A8 の,B-8 ほ,A8 そ,G8 み,G8 ち,A4. じゃ,R8 , O4,B-4 てん,B-4 じん,B-4 ー,O5,D8 さ,O4,B-8 ま,A8 の,B-8 ほ,A8 そ,G8 み,G8 ち,A4. じゃ,R8 ," />
----
初めてこういうのを見る方は、なんかアルファベットやら数字やらひらがななどがごちゃごちゃと入り組んでてわかりにくいと思われるかもしれませんが、少しずつ分解して考えていけば分かりやすくなります。
最初の1小節「とーーりゃんせー」の部分を解説してみます。
まず最初に、曲全体の速度などを決定するために初期設定を行います。
<Sing Data=" ... " />
まず歌データは上記のタグ
<Sing Data="
と
" />
で囲みます。この間に歌データを書くということです。
T120
テンポを表しています。1分間に4分音符が120回の早さということです。メトロノームの数値と同じです。
O4
オクターブを表します。4オクターブということです。
なお各データの間には「,(コンマ)」で区切ります。
以後、ここからが歌データ本体になります。
A2 とお,A4 りゃん,G4 せ
これが最初の1小節「とーーりゃんせー」の部分に当たります。
少しまた細かく分解して考えてみますね。
A2 とお
これが「とーー」の部分です。
A2
2分音符のラを表しています。
A B C D E F G
ラシドレミファソ
に対応してます。
そしてその後ろに音符の長さを記述します。
1:全音符
2:2分音符
4:4分音符
8:8分音符
16:16分音符
32:32分音符
付点音符は後ろに「.」を付けます。
4.:付点4分音符
ですから「A2」と書いてあるので「2分音符のラ」ということになるわけですね。
そしてその後ろに半角スペースを空けて対応する歌詞を、ひらがなもしくは全角カタカナで書きます。
とお
ですね。
A2 とお
これで最初の「とーー」になります。
ここまで説明すればあとも分かりますね。
A4 りゃん,G4 せ
これも分けて考えます。
A4 りゃん
4分音符のラで「りゃん」と発音します。ここは一つの音符に複数の言葉が対応してます。
G4 せ
4分音符のソで「せー」と発音します。
先ほども書いたように各項目は「,」で区切ります。
以上で
<Sing Data="T120,O4,A2 とお,A4 りゃん,G4 せ ," />
の説明おしまい!!
こんな感じでどんどん書いていけばいいわけですね。
しかしこれ歌わせるためには製品版買わないといけないみたい。
おもしろそうだけど買ってまで試す価値ありかどうか…ちょっと考えよう!!
投稿者 Dream : 2008年06月01日 10:18
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