« アクセシブルWebサイト制作に役立つページの紹介 | メイン | ナイフ・フォークを使ったテーブルマナー »

2005年01月10日

電脳卸、ストアミックスのアクセシビリティ

株式会社ウェブシャークが運営するアフィリエイトサイト電脳卸、及びそのショッピングモールのストアミックスのアクセシビリティについて書いてみたいと思います。

まず、はっきりいってアクセシビリティ以前にHTMLがめちゃくちゃですね。
・doctype宣言はしてない。
 これは必要でしょう。

・テーブルタグでレイアウトしている。
 本来テーブルタグは表を記述するものであり、レイアウトに用いるべきではありません。レイアウトはタイルシートで。これが基本です。

・HTML4.01以降では推奨されていないfontタグをふんだんに用いている。
 これもスタイルシートを用いるべきです。

・重要な画像にALTタグがないものが多い。
 商品を仕入れるボタンや、商品をバスケットに入れるボタンなど、多くの重要な画像に代替テキストがありません。

そんなわけで、アクセシビリティ的にはよくないでしょう。私は慣れちゃったのでなんとか使ってますが、改善していただきたいものです。改善要望は一応数月前に送ってありますが「検討します」とのことです・・・本当にする気あるのかどうか知りませんけど・・・?

しかし、WebアクセシビリティのJIS規格が制定されたというのに、こういうひどいサイトが多すぎますね。

そういえば楽天のアクセシビリティは・・・?こっちもあまり合格とはいえませんよね。

アクセシブルなWebサイト作成に役立つページについては、こちらにまとめましたので、Webサイト制作を行っている方、それからブログを書いている方も参考にしてください。特に仕事としてWebサイト制作やWebアプリケーションを開発している方は必ず読んでください。こんなことも知らずにサイト制作などするべきではないでしょう。少なくとも意識するだけでもかなり違ってきますよ。

投稿者 Dream : 2005年01月10日 21:51

この記事はあなたのお役に立ちましたか?もし気に入っていただけたのでしたら、是非人気blogランキングをクリックしてください。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sf-dream.com/cgi/mt33/mt-tb.cgi/224

コメント

私自身は今のところ健常者ですが、強度の近眼ですし、事故や病気で視力を失ったときのために、まずは法人サイトの完全アクセシブル化を目標にしています。

目標達成には市民運動といった方法もありますが、時間がかかると思うので、企業経営の形で短期間でこの目標を達成したいと考えています(とりあえず5年を設定していますが、今後のウェブ技術によって若干の期間の変動はあります)。

ウェブ制作代行の相場が全体的に低くなっているので、今後はアクセシビリティといった付加価値を付ける業者が増えてくるように思います。
ですから、他のことに力を注いでも良いのですが、そのアクセシビリティの品質がどの程度のものなのかが非常に心配です。

投稿者 シュウタン : 2005年01月10日 22:33

コメントしてください




保存しますか?