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2005年06月19日

なぜ自分は障害者に生まれなければならなかったのか

私は時々思うことがあります。

「なぜ自分は障害者に生まれなければならなかったのか?障害がなかったらもっといろんなことができたのに。車の運転をしていろんなところにも行きたい。パソコンも画像が見えたらもっと楽しめる。もっとかっこいいホームページも作れたかもしれない。バリアフリーだのアクセシビリティだの面倒なことを気にする必要もない。『障害は不幸ではない』という人がいるけれど、私にとってはどう考えても不幸だとしか思えない。なぜこんな障害者に生まれてきたんだろう。単なる偶然だろうか?それともなにか意味があるのだろうか?」

こういうことを考えることがよくあります。

これって障害を受け入れていないからでしょうか?でも障害を受け入れるってどういうことでしょうか?不幸と思わないことでしょうか?だったら私は受け入れられそうにありません。そんなきれい事ですまされる問題でないと思うからです。

障害者であるために、普通だったら何でもないことができなかったり、、普通だったら何でもないことを気にしなければいけません。バリアフリーやアクセシビリティなども必要ですが、そういう面倒なことを気にせずに思いっきり人生をエンジョイしたい。これが本音です。それができないのは不幸のような気がします。

福祉施設のお偉いさんがどういおうと、宗教家がどう説こうと、私のこの思いは変えることはできません。理性が納得しないからです。

そんな思いに一つの答えを示してくれた本を紹介します。この本はいろんな気づきを与えてくれました。

生きていると
「どうして自分だけこんなつらい目に遭わなければいけないのか?」
と思うことがありますよね。そんなことを思ったときに読んでみてください。なにか答えが見つかるはずです。そしてそれを乗り越えようとする勇気がわいてくると思います。

私はこの本を何度も何度も読んでいます。そのたびに心がいやされます。私が心の支えにしている本です。




私は霊力の証を見た―奇跡の心霊治療

モーリス・H. テスター
潮文社



¥ 1,258


この本は英国の心霊治療化「モーリス・テスター「という人が書かれたものです。

「人間とはなにか」
「なぜこの世に生まれてくるのか」
「過ちを犯すと罰が当たるか「

など興味深いことがたくさん書かれています。

私は特になにかの宗教を信仰しているわけではありませんが、「人間が死後どうなるのだろう」、「あの世って本当に存在するのかな?「という素朴な疑問を持っています。

でも残炎ながら明確なことは分かりません。なぜなら私はあの世に行ったことがないからです。いや、正確にいうと「あの世の記憶がない」からです。自分が体験していないものは信じられません。

またあの世から帰ってきた人も知りません。だからはっきりとは分かりません。でも、こういう本を読んでいると、あの世は存在するのではないかという気がしてきます。

ここでもう1冊本を紹介します。この本にはあの世の生活が詳しく書かれています(笑)。





これが心霊(スピリチュアリズム)の世界だ―果てしなき生命

モーリス バーバネル
潮文社


¥ 1,258


ちなみにあの世に行くと障害者は障害者でなくなるようです。なぜなら障害はあくまで肉体的なものであって、死ねば肉体から解放されるからです。あ~よかった(笑)。

人間の生きる究極の目的は魂の成長のためだそうです。この世、地上に生まれるのは、地上でしか経験できない体験をするためだそうです。地上というのは一種の訓練施設、それも基礎的な訓練を受けるところです。宇宙学校の保育園程度のところです。

人は死後も永遠に生き続けるそうです。この先何百年、何千年、何万年、何億年も…。

人間はそれに伴って魂を成長させなければならないそうです。そのための訓練施設の一つがこの地上です。この地上でさまざまな体験をして、あの世に行ってからの仕事に備えるのがこの地上に生きる目的です。

またこの世に生まれるに先立って、あらかじめどんな人生を歩むか選択してこの世にやってくるそうです。自分の魂の成長に必要な体験をするための環境を自分で選択するんだそうです。ということは、私は障害者としての人生を歩むことを自分で決断したことになります。

余談ですが、あの世でも性格はそれほど変わらないという話を聞いたことがあります。私は時々見栄っ張りなところがあります。できるかどうか分からないのにできると行ってあとで後悔することがあります。

多分「障害者の人生でもなんとかなるだろう!!「ってな感じで決断してしまったのかもしれません。こんなに不便な思いをすることも考えずに…。全く余計なことをしてくれたもんですよ、本とに(笑)。

でも一度選んでしまったからには最後までやり遂げなければなりません。もう後戻りはできません。

とすれば、なぜ自分が障害者に生まれたのか?答えが見えてくるような気がします。

「自分の魂の成長には視覚障害者としての人生体験が必要だと判断したから。視覚障害者としての人生でなければ得られない体験をするため。「

うまく言い表せませんがと私はそのように解釈しました。

私がこのような考えに至ったモーリス・テスター氏の言葉を紹介します。出産時に酸素が不足したために脳細胞の一部が死に、知的障害になった子の例を紹介したあとに、モーリス・テスター氏は以下のように述べています。

 ふぐの子、障害を持った子にも例外なく完全なる霊が宿っている。ただ宿った体が不完全だったにすぎない。その子はそういう不完全な体に宿った人生を自ら選んだのである。自らこしらえた牢獄といえるかもしれない。そういう人生でないと得られない教訓があるのだ。

 またその両親を初めとして兄弟姉妹その他その子と縁のある人々にとってはそういう子との接触が必要だったのかもしれない。あるいは高級霊がさらに一層の進化のためにあえて障害者としての人生という過酷な試練の道を選んだのかもしれない。

 いずれにせよ全てに目的がある。時としてそれが我々人間には分からないことがある。がそれでも全ての人生にそれなりの意義があるのだ。

(モーリス・テスター)

安楽な人生には大して価値がないそうです。過酷な人生ほど魂を成長させるんだと思います。

そんなことを気づかせてくれたのが上記で紹介した本です。大変いい本なので是非読んでみてください。

点訳もされています。アイボランティアネットワーク静岡で、点字データが508冊納められたCD-ROMを配布しています。そのCDの中に入っています。また私が運営に関わっている「あるある!点字データ発掘&検索ポータル」でも検索できます。

またこの本を読んでさらにスピリチュアリズムに興味がありましたら下記のページもご覧になるといいです。3前年前に地上に生きたという古代霊「『シルバーバーチ』の霊訓「などの霊界通信を読むことができます。ニューズレターも発行されていてそれも読むことができます。「ライブドア騒動を霊的視点から見ると」というのが大変興味深かったです!!

スピリチュアリズムとシルバーバーチの霊訓の総合サイト~心の道場
スピリチュアリズム・ブックス

また点字データが508冊納められたCDの中にも、シルバーバーチの霊訓が入っています。十数冊出版されているのでさすがに全部は点訳されていませんが、1冊目と6冊目が入っていました。

また霊訓を読む前にこれを読むといいかもしれません。これもCDに入っています。





古代霊は語る―シルバー・バーチ霊訓より


近藤 千雄
潮文社



¥ 1,296


今回は人生哲学のような話になってしまいましたが、私が考える「障害者としての人生を生きる意味」について書いてみました。

投稿者 Dream : 2005年06月19日 07:45

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コメント

Dream さん、はじめまして。

「ハピネス」で共同管理人をしておりますアラムと申します。

「視覚障害をもった人生」を選択された理由や意味を真剣に追求されているみたいですね。

よろしくお願いいたします。

投稿者 アラム : 2007年03月22日 06:43

私も前世の体験がないのですが、青森の木村藤子様に診て頂いたら、「あなたの前世の罪で、あなたは、こういう病気になった。人類最後の日まで、あなたの病気は、未来医学をもってしも、治らない」と言われました。木村様は、「私がいくら神様に祈っても、あなたの病気の全快を透視できないが、地獄へ落とさない事は確実だろう」とのことで、前世肯定派でした。聖母マリアは、メジュゴリエで、幻視者に「輪廻転生はありません」と告げ、こちらは、Kuyo様と同意見。神様同士でも、意見が違うのだから、最悪、あるとみて、前世の罪滅ぼしも祈っといた方が良いかな、と思ってる。人生は短いです。80年が平均寿命。しかし、天国も地獄も永遠です。キリストを裏切ったイスカリオテのユダは、今も地獄の炎の中で燃えています。一応、信じておいた方が精神衛生上良いので、信じましょう。Kuyo様も、お人柄よろしいから、今のままでも天国に行けると思うけれど、一応,ハリー・エドワーズ治療院に祈っていただいておいた方がいいと思う。

投稿者 tiger : 2008年01月04日 11:59

どういう訳か、私自身極度の霊媒体質で、本当に苦しんできました。毎日が心霊現象との戦いです。あの世があるか?ですが、私の中では疑いようがないことです。そして、カルマの法則が、私の場合極端な程早く訪れるので、これも疑いようがありません。例えば、人に言った悪いことを、翌日そのまま別の人にいわれます。人を蹴ると、その日のうちに道を歩いているとすれ違う強靭に同じ場所を蹴られたり、本当にカルマの存在を恐ろしく感じます。守護霊、カルマを積むと自分に飛んでくるから、そうやって罰を与えて教えてくれてるのかもしれません。またもう一つ、カルマの話ですが、私はあるオーディオ機器を販売して、ほとんど遊んでお金を手に入れる時期がありました。この時、お金が入ることが決定した時、必ず指を怪我して、その痛みの度合いに応じ、入ってくるお金も大きくなりました。本当に不思議で、神様は、代償なくして楽をさせることを許さず、労働の代わりに、指を怪我させ、その痛みをもって、キッチリ収支を合わせていました。指を、幾度となく怪我し、またお金が入ってくる時(商品が売れる時)も、思念で映像を私に送ってくるので、私は売れる前から既に梱包を始め、そうするとその日のうちに必ず売れました。カルマですが、生涯をもって生まれてくる人は、残念ながら前世で何かやらかしたのだと私は思います。ですが、肉体から開放されたら、もうそんな苦しみとはオサラバなので、どうか、この世界を修行のため、一時的に物質界に旅行に来たのだと思えば良いと思います。私も非常に苦しい人生を強いられ、早くあの世へ帰るのが楽しみですが、自殺だけは絶対にしないようにしています。私は神の摂理の完全さを知っています。本当に、驚嘆させられます。あなたが苦しくても、しかしあなたが犯した罪以上の罰を、神が与えられることはありません。そうしたものは、予め排除してくださいます。
 お互い、頑張って生きましょう。

投稿者 やま : 2009年08月16日 21:55

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