Dreamのお好み情報箱

• 着うたの音量を変えるには
• 「Xilisoft 3GP Video Converter」の動作がおかしい
• もっと長い曲を再生したい
• 着信可能な設定にしたらメールで送れなくなった
• 他のソフトで作ったiモーションファイルを着信音に設定したい
• 携帯動画変換君でビットレートを変更する方法
• 携帯動画変換君で大きなファイルが作れない

着うたの音量を変えるには

Q:着うたの音量を変えることはできますか？音が小さすぎたり大きすぎたりして困っています。

A:Windows付属のサウンドレコーダー等を使えばWaveファイルの音量を変えることができますから、音量を変えたい場合は元のWaveファイルの音量を変えてから変換すれば音量が変わります。

「Xilisoft 3GP Video Converter」の動作がおかしい

Q:「Xilisoft 3GP Video Converter」で3G2形式のファイルを作成するとできあがったファイルが音飛びします。

A:パソコン環境によってそのような現象が発生するようです。こちらでWindows98SEとWindows2000のPCで試したところ、Windows98SEのPCで音飛びしました。他にWindows98SEをお使いの方からも同様の現象が報告されていますが、ヘルプの動作環境に「Windows98/ME/200/XP」と書かれているので98でも使えるはずですし、Windows XPをお使いの方からもそのような報告がきているところから考えてOSの違いによる問題ではなさそうです。

原因はよく分かりません。CPUの関係かとも思うのですが…、設定でなんとかなるかもしれませんがどうも解決策が見つかりません。

シェアウェアのソフトですから送金前にご自分のPCで正常に動作することを確認してから送金された方がいいです。

もっと長い曲を再生したい

Q:長い曲を変換してFOMA ラクラクホンに転送して再生したいと思います。ところが「iモーションで再生可能なサイズを超えています」とエラーが出て再生することができません。そうやら500KB以上のファイルを転送することができないようです。500KB以上のファイルを転送する方法はないのですか？

A:携帯の機種によって再生可能なサイズが決まっているようです。ドコモの携帯の場合たいてい300KBもしくは500KBが限界の機種が多いようです。ちなみにFOMA ラクラクホンF881iESは500KBが限界です。それ以上のファイルを転送したり再生したりすることはできません。携帯動画変換君のデフォルト設定ファイルのモノラルの設定で変換した場合およそ１分５０秒程度が限界です。どうしてもそれ以上長い曲を再生したい場合にはビットレートを下げて音質を犠牲にするしかないと思います。

着信可能な設定にしたらメールで送れなくなった

Q:着モーションに設定すると携帯から他の人にメールで送れなくなってしまいます。

A:著作権の関係で送れなくしてあるんだと思います。パソコンから送りたい携帯にメールすればとりあえず送れます。

※市販のCDなどを取り込んで着うたに変換した場合それを他人に送ったりネットで公開することは著作権法で禁止されていますのでご注意ください。ご自身で作曲したもののようにあなたが作ったオリジナルの音源に関してはあなたに著作権がありますので、メールで送ろうが、ネットで無料で公開しようが、有料で販売したりしようがあなたのかってです。

他のソフトで作ったiモーションファイルを着信音に設定したい

Q:他のソフトで3GP/3G2（iモーション）形式のファイルを作ったのですが着信設定不可になっています。このファイルを着信設定可能にする方法があったら教えてください。

A:携帯動画変換君を使えば可能です。まず準備をします。

携帯動画変換君をインストールしたフォルダに「Transcoding.ini」というファイルがあります。このファイルをテキストエディタで開きます。カーソルをファイルの末尾に移動して下記のコードを追加してください。

---

[Item12]
Title=iモーションファイル→着うた
TitleE=imotion>tyakuuta
TitleC=imotion>tyakuuta
Command0=""<%AppPath%>\cores\QT3GPPFlatten" "<%InputFile%>" "<%TemporaryFile%>.3gp" -c QT_3GPP(MobileMP4)_QCIF_AAC.ini"
Command1=""<%AppPath%>\cores\ATOMChanger" "<%TemporaryFile%>.3gp" "<%OutputFile%>.3gp" "Camouflage_iMotion.ini""
Command2="rm "<%TemporaryFile%>.3gp""

---

ファイルを書き換えたら保存します。以上で準備完了です。

携帯動画変換君を起動すると「3GPファイル,着モーション設定」のコンボボックスに「iモーションファイル→着うた」の項目が追加されているはずですのでそれを選択しておきます。

あとは他のソフトで変換した3GP/3G2ファイルを携帯動画変換君で再変換を行えば着信設定可能なファイルができあがります。

参考にしたサイト:iモーションファイルを一括で着うた設定にする方法

携帯動画変換君でビットレートを変更する方法

Q:携帯動画変換君ではビットレートは変えられないのですか？

A:このご質問は何人かの方からいただいていて、皆さんには「変えられません」とお答えしていたのですが‥、ごめんなさい。その後いろいろと調べてみたところ変えられることが分かりました。以下その方法を説明します。

携帯動画変換君の動作の設定はすべてiniファイルに納められています。ビットレートの設定もこのiniファイルに入っています。従ってiniファイルを書き換えることでビットレートを変更することができます。

それでは具体的な手順を説明します。

携帯動画変換君をインストールしたフォルダにある「Transcoding.ini」というファイルをテキストエディタで開きます。たとえば「音だけ 40kbps(モノラル) 500KB」の設定の部分を見てください。以下のようになっています。

[Item8]
Title=音だけ 40kbps(モノラル) 500KB
TitleE=Audio-only Audio/40kbps(Mono) 500KB
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -title "<%Title%>" -fs 450 -timestamp "<%TimeStamp%>" -bitexact -vn -acodec aac -ac 1 -ar 16000 -ab 40 -f 3gp "<%TemporaryFile%>.3gp""
（以下省略）

上記の「Command0」の行をご覧ください。

Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -title "<%Title%>" -fs 450 -timestamp "<%TimeStamp%>" -bitexact -vn -acodec aac -ac 1 -ar 16000 -ab 40 -f 3gp "<%TemporaryFile%>.3gp""

上記のなかに「-ab 40」と書かれている部分がありますね。ここが音声のビットレートを指定している部分です。つまり「-ab」に続けて半角スペースを空けてビットレートの数値をkbpsの単位で指定するわけです。「-ab 40」は40kbpsであることを表しています。もし音質が悪くてもいいからビットレートを下げて再生時間を長くしたいのでしたら、この40の部分を小さくすればいいのです。

なお、ある程度小さくするとそれ以上下がらないようです。（範囲がどこからどこまでなのかよく調べていません）こちらではラクラクホンF881iESで２分５５秒まで再生可能になりました。

それ以上ビットレートを落とした着うたを作成したい場合は他のソフトで変換してから携帯動画変換君で着信設定可能なファイルに書き換えればいいと思います。

このように携帯動画変換君の動作はiniファイルによって制御されています。ですからこのファイルを書き換えることによってお好みの設定を作ることができます。既存のファイルなどを参考にチャレンジしてみるとおもしろいのではないでしょうか。

携帯動画変換君で大きなファイルが作れない

Q:携帯動画変換君で長い曲を変換すると途中で切れてしまいました。携帯動画変換君で500KBを超える3GPファイルをすることはできないのですか？

A:これもiniファイルでサイズを制限しているだけですのでこれを書き換えれば500KB以上のファイルでも作成できます。

Transcoding.iniをテキストエディタで開いて、該当の設定項目のところに「-fs 280」もしくは「-fs 450」と書かれているところを探してください。「-fs」 に続けて半角スペースを空けファイルサイズをKB（キロバイト）の単位で記述します。「-fs 280」がおよそ300KBの設定、「-fs 450」がおよそ500KBの設定に該当します。ここの数字を増やせばもっと大きなファイルでも作成可能になります。

以上、これまでいただいたご質問にお答えしてみました。参考になれば幸いです。