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2006年08月20日

私とPCとの関わり(1) 初めてPCに触る

[ Category : 自分史 ]

「DreamさんってどうやってPCの操作覚えたんですか?情報系の学校でも出てるんですか?」
最近よくこんなことを聞かれる。
自分のプライベートな話をするのはあまり好きじゃないタイプなのでこういうことはあまり語らなかったのだが、そろそろそういう話をしてみてもいいかと思って、今回から私とPCとの関わりについて書いてみようかと思う。

●初めてPCに触る

私が初めてPCに触ったのは中学1年のとき。盲学校にあったPCを触ったのが最初。
でもこのときは本当に触っただけ。確か6点入力モードになってたのでとりあえず適当に文字は書けたと思う。
このときの印象は
「コンピュータがしゃべるなんておもしろい!!」

元々ラジオとかオーディオ機器とか、機械や音の出るものには興味を持っていたので、コンピュータもしゃべるしおもしろそうだと思った。
でも、特に何かに使おうというような目標は全くなかったし、そのあとPCを触る機会も暫く訪れなかった。

学校も「中学生にPC使わせるなどまだ早い!!」みたいな感じで。
今だったら小学生でもPCやってるけど、当時はまだそんな雰囲気じゃなかった。
授業で活用する方法も確立されてなくて「なんの役に立つのかなぁ」みたいな。

視覚障害者にまともに使えるソフトって点字ワープロぐらいしかなかったしね。

パソコン通信がようやくサービスを始めた頃で、当然インターネットなどというものは国防総省にはあったかも知れないけど一般の人が使える状況ではなかった。インターネットなんて言葉も知らなかったね(笑)。

私自身も特にPCには興味がなかった。

●キーボードを覚える

本格的にPCをやり始めたといえるのは中学3年のとき。担任の先生から「パソコンでもやって技能を身につけてみないか」勧められて。
そのときにキーボードを覚えた。アルファベットは完璧に打てるようになったな。キーボードだけはそれなりに早く打てるのが自慢だった。

しかし、キーボードを打てるというだけではPCは使えない。当時の私はキーボードはやたらと早く打てるけどPCの知識は全くなく、結局ほとんどなんの役にも立っていなかった。

高校に入っても暫くこんな状態だったな。
授業でMS-DOSのコマンドや、ベーシックっていうプログラミング言語で肥満度チェックのプログラムを書いたりとかやったけど、いわれるままただその通りに打ってただけ。意味なんてさっぱり理解してない。
DOSコマンドやプログラミングの知識なんてさっぱり身につかなかった。
週に1時間の授業じゃこんなもんだろう。

ちなみにベーシックっていってもVisual Basicのことじゃない。あんな派手なものじゃなくて、N88-BASICね。

10 print "こんにちは"
って書いてF5キーを押すと

こんにちは
OK.

とかって出るやつ。
「何が『OK』なんだよ!!」ってな感じでさっぱり分からなかった。

ちなみに
10 print "こんにちは"
っていうのは「『こんにちは』と表示しなさい」っていうプログラム。最初の10っていうのは行番号。
『OK』って出てるのはここからまたプログラムを書いてもOKですよっていう意味。

…今なら解説もできるが当時はなんやらさっぱり分からんだなあ。

(次回に続く)


投稿者 Dream : 2006年08月20日 02:46

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