Dreamのお好み情報箱

●「スピリチュアルヒーリング」ってなに？

「スピリチュアルヒーリング」というのは一言で言ってしまえば、霊界にいる医者が地上にいる患者の病気を治療するものだ。「心霊治療」、「霊的治療」と呼ばれることもある。

霊界とは我々が死んだあとに行くといわれている世界のこと。そう、一般的にいう「あの世」のことだ。

我々は生まれる前、この「霊界」というところに住んでいたんだ。我々はそこからきて、そして死んだあと再び霊界に帰ることになっている。

体（肉体）はこの世で自分を表現するために使用する乗り物、もしくは機械のようなものなんだ。我々の本質はこの肉体ではなくて、霊（魂）なんだ。だからこの地上生活を終えて死ぬとこの肉体を脱ぎ捨てて霊の世界（霊界）へ帰るわけ。
卵が殻を捨ててひよこになったり、蝉が殻から抜け出すようなものだと思えばいい。肉体は殻に過ぎないんだ。

この世で生きてる人と死んで（正確には死んでないけど）あの世にいった人の違いはただ一つ。肉体を持っているか持っていないかの違いだけなんだ。

さて、この霊の世界にいる霊たちのことを「スピリット」という。スピリチュアルヒーリングは、霊界にいるスピリットたちによって行われる治療のことなんだ。

また霊界にいる医者のことを「霊医」という。地上に病気を治す医者がいるのと同じように、霊界にも医者がいるんだ。その多くは地上にいたときに医者だった人で、霊界に帰ってからもさらに病気を治すために働いてくれている人たちなんだ。

このように我々は死んだあともこの世で獲得した記憶や性格を持ったまま霊界に行くんだ。
ピアニストだった人はあの世でもピアノを弾いているし、画家だった人はあの世でも絵を描き続けている。
霊界通信によると、「ノクターン」の作曲者として有名なあのピアニストのフレデリック・ショパンは、あの世でもピアノを弾き続けていると語ったことがある。

「私はこちらで最初にピアノを弾いた時、安心しました。私からピアノを取り去ったら、自分自身がなくなってしまうからです。私はこちらの世界でもピアノを弾くことができることが分かり、とても安心しました」
（ネヴィレ・ランダル著 / 小池 英 訳 『５００に及ぶあの世からの現地報告』）より

みんな死んだあとはお墓で眠り続けているだけだと思っているかもしれないけど、それはとんでもない勘違いなんだ。あの世にも仕事もあればやることもある。趣味だって楽しめる。この世でできることは何でもできるんだ。
それどころかこの世なんかよりさらにリアルで実感があるという。

死ぬということは単に肉体を脱ぎ捨てるだけのことに過ぎない。みんな死ぬことは不幸だと思っているけど本当はそうじゃないんだ。本人にとっては、むしろ肉体の病気やこの世の煩わしさから解放されて自由になって喜んでいるんだ。だからあまり悲しんではいけない。

それともう一つ覚えておいてほしいことがある。亡くなったあなたの身近な人たちはあの世に行ってしまってもあなたのことを覚えていて、気遣ってくれているという事実だ。あなたには姿は見えないし声も聞こえないかもしれないけど、向こうからはあなたのことが見えていていつも見守ってくれているんだ。

ただしこういうと
「それじゃぁ自殺してもいいのか」
と勘違いする人がいるので困ってしまう。自殺するのはよくない。
これについてはいずれまた詳しく書きたいと思うけど、自殺すると大変なことになることだけ覚えておいてほしい。
自殺などしても苦しみから逃れられないどころかもっとひどい目に遭うことになる。
あの世での幸福はこの地上生活をまっとうしたものにだけ得られるご褒美のようなものだから、途中で逃げ出すとそれが得られなくなってしまうんだ。

さて、話をスピリチュアルヒーリングに戻そう。

●どうやってあの世から治療するの？

さて、これで霊界にも医者がいることがおわかりいただけただろうか。
でも、霊界にいる医者なのにどうやって地上の人間を治療することができるのか不思議だね。

実は、霊界から届けられる治療エネルギーは波長が高すぎるため、そのままでは地上にいる患者が受け取ることはできないんだ。この治療エネルギーを地上の患者が受け取れるようにするために、それを変換して波長を下げる必要があるわけだ。

そのためには地上の「ヒーラー」と呼ばれる人が必要なんだ。この「ヒーラー」という人たちは特殊な体質をしている人たちで、霊界から届けられる治療エネルギーを受け取って、それを地上の患者が受け取れるエネルギーに変換して送り届けることができる人たちなんだ。
要するに変圧器のような働きをしてくれるわけ。人間なのに変圧器だなんておもしろいね（笑）。

これによって地上にいる患者の病気を治療するというのが「スピリチュアルヒーリング」というわけだ。

さて、ここまで読んだあなたはどう思っただろうか。
当ててあげようか。

「あの世に医者がいるだと？それに何だ。あの世にピアノがあるだ？ばかばかしい！Dreamは頭がおかしくなったに違いない。よくもまぁそんな下らんでたらめを並べ立てることができるもんだ。」

そう思っただろう（笑）。たいていの人はこういう話をすると気違いだと思うはずだ。

私が頭がおかしいのは確かかもしれないけど、上記で書いたことは全て事実なのだ。
これは机上の空論ではなく、厳しい条件の元で、まじめに心霊科学の研究を行った世界的に有名な科学者たちがそれを証明しているんだ。

まぁ、信じるか信じないかはあなたにお任せするとしよう。別に無理に信じてもらおうなどとは思わない。

とにかくそういうのを受けるという話をしたかっただけ（それにしてもずいぶん長かったな）。

最後に私がスピリチュアリズムや心霊治療に興味を持つきっかけになったといえる本を紹介しておこう。

○モーリス・テスター著 近藤 千雄 訳　『私は霊力の証を見た―奇跡の心霊治療』

最初このタイトルを見たとき
「霊力の証って何だ？そんなもんあるんかい！！」
と単純に興味本位で読み始めた。
しかし読んでいくうちにとても心温まるいい内容だと思った。
今でも時々読み返すことがあるが、いつ読んでもいい本だ。
もしここで私が書いたことに少しでも興味の持ってもらえたなら上記のホンを１毒されることをおすすめする。