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2008年08月20日

困った音声認識

[ Category : 盲ろう者について ]

半年ぐらい前に、NHK教育テレビ「ろうを生きる難聴を生きる」という番組で紹介されていた、「大語彙連続音声認識エンジン Julius」を試してみました。

大語彙連続音声認識エンジン Julius

スカイプで使っているマイクをパソコンに接続して、以下の言葉をしゃべって認識させてみました。
できるだけゆっくり、はっきり。
最大限発音に気をつけてしゃべりました。
なお『、』の位置で息継ぎしています。


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マイクのテスト中。

昔昔、あるところに、おじいさんと、おばあさんが、住んでいました。
おじいさんは、山へ芝刈りに、おばあさんは、川へ、洗濯に、行きました。

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以下、認識したテキストです。

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俳句の中止途中。
上田氏の打診。
心に。
安保。
おか、死んでいました。
おじさんも、山で、子ばかりに。
お母さんが、。
ああ、洗濯に実施しました。

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な・な・な、なんですかこれは!!
認識率悪すぎ!!

「マイク」が「俳句(はいく)」になってるし、
「おじいさんは」が「おじさんも」
「川へ」が「ああ、」
極めつけが
「住んでいました。」が、「死んでいました。」

ちょっと、そりゃ困るよ!!
ちなみに何回やっても「住んでいました。」が「死んでいました。」になっちゃいます。

おっかしいなぁ。私そんなに発音悪いですかね?
多分なにか調節しないといけないんだと思います。
画面で波形を見ながらやらないといけないかもしれないので、画面見えないと難しいかな?

どなたか、興味がありましたら試していただけませんか?
ちなみに、Windowsで手っ取り早く試してみるのでしたら、Julius GUIが分かりやすいと思います。
下記の2つのファイルダウンロードしてください。

julius_gui-0.9.3-1.win.zip [2003/8/25 updated]
julius-data-2.1-1.zip (約20MB)

使い方については、上記のページ、もしくは「julius_gui-0.9.3-1.win.zip」のパッケージに付属の「README_SJIS.txt」をご覧ください。

投稿者 Dream : 2008年08月20日 20:02

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コメント

昔々、あるところに、おじいさんと、おばあさんが、住んでいました。
おじいさんは、病枝ばかりに、おばあさんは、河合、洗濯に、行きました。

以上ドラゴンスピーチ7によりました。

昔昔、あるところに、おじさんと、おばあさんが、住んでいました
おじいさんは、病しばかりに、おばさんは、川井、選択に、行きました

以上を AmiVoice によりました。どちらも修正は全くしていません。

投稿者 なりや : 2008年09月11日 17:44

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