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2007年02月21日

オープンソースのスクリーン・リーダー

オープンソースのスクリーン・リーダーNonVisual Desktop Access (NVDA) | アクセシビリティBlog | ミツエーリンクス

【NonVisual Desktop Access(NVDA)】という、オープンソースのWindows用スクリーンリーダーが紹介されている。

NonVisual Desktop Access - A Free open-source Screen Reader For Windows

このスクリーンリーダーのもっとも大きな特徴としては

まず無料というところ。

晴眼者がコンピュータを使う場合、コンピュータ本体とOSをそろえるだけでコンピュータを使うことができる

ところが視覚障害者の場合、これにスクリーンリーダー(画面読み上げソフト)が必要になる。
スクリーンリーダーの代金は決して安いものではない。国産のものではおよそ4万円、JAWSのような世界最強の高機能なスクリーンリーダーともなると15万円もする。

晴眼者はコンピュータとOSだけで使用できるのに、なぜ視覚障害者だけがそんなものにお金を払わなければならないのかと思うことがある。

もちろん、スクリーンリーダーだって開発コストがかかっているし、メーカーだって企業である以上儲けが必要である。
開発者やサポート業務を行う従業員にも生活がある以上、給料を支払わなくてはならない。
だからスクリーンリーダーに対価が発生するのは仕方がない。

でも、やっぱり視覚障害者だけ特別に対価が発生するのはなぁ…という感じがする。

【NVDA】はそんな思いを実現させ、無料で公開しているという意味で非常に注目できる。

そしてんあんといっても、このスクリーンリーダーがオープンソースであるというのが大きな特徴だ。

オープンソースとは、プログラムのソースコードが公開されているソフトウェアのことである。
Linuxやオープンオフィスなどがその代表的な例だ。

市販ソフトではソースコードは公開されていない。なぜならソースコードというのはそれ自体知的財産であり、企業秘密だからである。

こういったソフトの欠点は、バグが見つかってそれを修正したいとか、機能を拡張したいとか、自分にとって使いにくいところがあるので変更したいなどと思ってもユーザー自身はどうすることもできない。
メーカーに要望して修正されるのを待つしかないのが現状だ。
しかも要望したとしても必ず聞き入れてもらえるとは限らない。

また何らかの事情で開発がストップしてしまうと、バージョンアップが行われなくなる。
そうなると新OSやアプリケーションに対応されなくなり、事実上そのソフトは消えていくことになる。

特にスクリーンリーダーはその特性上、OSが新しくなったりアプリケーションがバージョンアップしたりするだけで正しく読み上げなくなることがある。
現在もWindows VistaやIE7に対応されるかされないかで問題になっている。
そのため、新OSへの対応、アプリケーションへの対応が求められる分野だ。
読み上げ対象の相手がいるので、その相手に付いていかなければならないわけだ。
スクリーンリーダーは割とデリケートなソフトウェアだといえる。
だから開発がストップしバージョンアップされなくなると、それだけで使い物にならなくなり、結果的に消えていくことになる。

それに対してオープンソースのソフトウェアの場合は、ソースコードが公開されていて誰でもそれを自由に入手することができるので、誰もがプログラム自体を自由にいじることができる。
このことは、ユーザー自身がプログラムに対して自由に手を加えることができることを示す。
またユーザー自身が開発に参加できることで、多くの人たちの手によって育てられていく。

要は
「みんなで協力し合っていいものを作りましょう」
っていうのがオープンソースプロジェクトの特徴だ。

【NVDA】はそんなオープンソースの考え方に基づいて開発されたスクリーンリーダーというわけだ。

NVDAは現在のところ、英語、ポルトガル語、フィンランド語に対応しているようだ。
残念ながら日本語には対応していないが、オープンソースなので今後誰かが日本語に対応させる可能性はあると思う。

問題は「誰がやるか」っていうことだな(^◇^;)。

こういうの作るのには興味はあるし、時間と能力があれば取り組んでみたい気はするけど、今の私にはどちらも不足している。
いくら元のソースコードが公開されているといっても、スクリーンリーダーなんて作る技術力は今の私にはないなぁ。

誰かが移植してくれものをごにょごにょといじくり回すぐらいならできるかもしれないけど…

でも、こういうの作れるのって本当にすごいと思う。
メーカーに要望するだけではなく自分の力で問題を解決できたらいいと思うし、こういうのにあこがれてもいる。

しかもこういうものを無料でソースコードを公開してしまうところにすごい力を感じる。

スクリーンリーダーを作るのは無理だけど、せめてJAWSスクリプトぐらいマスターしようかな。

投稿者 Dream : 2007年02月21日 19:45

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