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気になったメールマガジンは片っ端から登録するという悪い癖がある。
ちなみに、「メールマガジン(メルマガともいう)」は、メールで届く雑誌のようなものだ。
私が「メルマガ」というものを購読し始めたのは、今から12年前のことである。
当時、メルマガ大手の「まぐまぐ」ができて、間もないころだったと思う。
最初に購読したメルマガは「日刊プレコ」というメルマガだった。
これは、どこかの進学塾の先生が発行しているもので、日常の話題や、興味を持ったことを書きつづるという、まぁいってみれば単なる個人の日記のようなものだ。
今みたいにブログというものはない時代だった。
そもそも、何でどこの馬とも分からない塾のおっさんが発行しているメルマガなど購読したのか、今となっては謎だ。
ただ、おもしろかったことだけは確か。
例えば、今問題になっているハイブリッドカーの静音の問題。
音が静かすぎるので車の接近に気づかず危険だという話だ。
もう12年前からこの問題を指摘されていて、この方、自動車メーカーに電話取材したりして結果をレポートされたりしていた。
私も読者として、意見をメールした。
その後、この方は塾を辞めてパソコンショップを開業したりして、とにかくよく分からんけど"おもしろいおっさん"だった。
そんな日常、興味を持ったことへの取材、読者のお便りなどを書きつづったメルマガだった。
私はこれがきっかけでメルマガというものを読みあさるようになり、PCの激安情報、PCの新製品情報、新作ソフト情報といったニュース系から、ホームページ作成法、PCの活用法、その他いろいろなメルマガを読みまくった。
当時のメルマガはおもしろかった。
活気があった。
有料雑誌に勝るとも劣らない質で、内容が充実していた。
今日、メルマガ受信用のメールアドレスに、80通近いメールが届いていた。
ところが、その半分ぐらいは
「登録中メールマガジン休刊のお知らせ」
という、まぐまぐからのメールであった。
まぐまぐでは、半年間発行しないか、もしくは1度も発行せずに2ヶ月間ほど放置していると、自動的に休刊扱いになるのである。
中には、1度も発行されずに、休刊になってしまったメルマガもあった。
いったい何のために発行申請したのだろうか?
私も最近「忙しい」を理由にメルマガ発行していないので、人のことはいえないが…
届くメルマガも、広告、あるいは有料メルマガへの勧誘ばかり。
あの頃の内容の濃いメルマガはないものだろうか?
投稿者 Dream : 2009年10月01日 21:16
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