Dreamのお好み情報箱

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　初めまして。
　私は両目とも視力０の視覚障害者です。
日頃はFMとやまの番組を楽しませていただいております。

　さて今回ご連絡差し上げましたのは、FMとやまのサイトにつてです。
私は音声や点字を用いてPCを利用しているのですが、FMとやまのサイトは視
覚障害者にとりましてわかりにくい構造になっております。

　以下に、問題点と、改善のための提案、関連事項が書かれたサイトのアド
レスを記載します。

1. 画像に代替テキストが付けられていない

　代替テキスト（Alt属性）の付けられていない画像が多く見受けられます。
　音声ブラウザでは画像を読むことはできません。ですから画像にはその内
容を表す代替テキストを付けてください。
　特にリンクやボタンなど操作を必要とする重要なものには代替テキストがあ
りませんと、そこをクリックしたときにどこに繋がるのかがわからず、操作が
著しく困難になります。

　また、「トヤマカウントダウン５０」のランキングの１位から３位までの
数字が画像で表示されているために音声で確認することができません。これ
も数字を表示しているイメージタグに代替テキストを入れていただければ解
決します。

【参考】ポイント3：画像が見えない人のために
http://www2.nict.go.jp/v/v413/103/accessibility/minna/point3.html

2. フラッシュについて

　フラッシュが用いられているようですが、フラッシュもアクセシビリティに
配慮した作りにしてください。

【参考】Macromedia - アクセシビリティ
http://www.adobe.com/jp/macromedia/accessibility/

　またできるだけフラッシュが利用できない環境においても内容が伝わるよう
な配慮をしてください。

【参考】ポイント9:スクリプトとマルチメディア
http://www2.nict.go.jp/v/v413/103/accessibility/minna/point9.html

3. 標準的な手法に基づいたHTMLを心がけてください

　テーブルタグを用いてレイアウトしたり、見出を単に文字の大きさを変える
ことや記号や画像等で示すなど見た目だけを変化させるような記述方法は
止めて、標準的なHTMLの記述を心がけてください。

　画面のレイアウトはできるだけCSSを用いて、HTMLと分離するようにしてく
ださい。

　また見出については、見出タグを用いて記述してください。
　音声ブラウザの機能を発揮することができ、よりスムーズな閲
覧が可能になります。

【参考】ポイント2：タグで構造や役割を示す
http://www2.nict.go.jp/v/v413/103/accessibility/minna/point2.html

ポイント10:スタイルシートを有効に使う
http://www2.nict.go.jp/v/v413/103/accessibility/minna/point10.html

　以上のことを心がけてサイト製作を行うようにしてください。
　特に1.については早急な改善を希望します。
　2.と3.については可能な範囲でかまいません。

　これまで述べてきましたことはSEO対策の面からも効果的であり、
貴社におかれましても大変メリットがあるものと思われます。

　なお、障害者に配慮したサイト製作（アクセシブルウェブ製作）に役立つ
サイトを下記に紹介しておりますので是非参考にしていただければ幸いです。

http://blog.sf-dream.com/archives/2005/01/web.html

　是非誰もが利用しやすいサイトにしていただけることを願います。

　それでは失礼いたします。

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