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以前、新生銀行にセキュリティカードが導入されたことを書いた。
新生銀行にもセキュリティカード
遅ればせながら、新生銀行からセキュリティカードが届いたので試してみた。
既にJARVI MLで何とか使えたという報告があったので大丈夫だろうと思ったが、やはり自分で試してみるまで不安だ。
というわけで、一応自分なりにまとめてみた。
セキュリティカードの表面には乱数表が書かれている。
この乱数表は、横に10列、縦に5行の表になっている。
乱数は大文字のアルファベットと数字が書かれている。
乱数表はエクセルの表のような感じで、横にAからJまで、縦に0から4まで並んでいる。
通常エクセルでは一番上の行が1だが、セキュリティカードの乱数表では0であることに注意する。
これで「D0」とか「A3」などと指示があるので、そこに書かれているアルファベットや数字を入力するわけだ。
カードの裏面には、5桁ずつ三つに区切られた、合計15桁のセキュリティカード番号が書かれている。
この番号は数字のみ。
これらは事前に誰かに読んでもらう必要がある。
こういうの読んでもらうのではセキュリティの意味がなくなるような気がして正直あまり気分がよくないのだが、しょうがないので読んでもらってメモしておくことにした。
それではカードの登録作業に入る。
まず、新生銀行の「新生パワーダイレクト」のページを開き、ログイン画面を表示する。
ここではこれまでどおり
を使って自分の口座にログインする。
すると、セキュリティカードの登録画面が表示される。この画面は、ここでカードを登録してしまえば以後表示されなくなる。
また、最初のうちはこの画面をスキップすることも可能だが、いずれスキップできなくなるようだ。
さて、この登録画面では、三つに区切られたエディットボックスがある。ここにセキュリティカード裏面に書かれた15桁の数字を、5桁ずつ区切って入力する。
セキュリティキーボードを使って入力してもいいし、「セキュリティキーボードを使う」のチェックボックスを外すと直接入力も可能だ。
セキュリティキーボードというのは、画面上に表示された文字をマウスでクリックして入力するもの。これは押したキーを自動的に記録してパスワードを盗み取る「キーロガー」と呼ばれる悪質なプログラム対策だ。
新生銀行のセキュリティキーボードは、Tabキーで目的の文字に合わせてエンターキーを押すという方法でも使用することができる。Tabキーでフォーカスが当たった文字はスクリーンリーダーでも読めるので、視覚障害者でも何とか使うことができる。
さて、15桁のセキュリティカード番号を入力する画面に
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セキュリティ・カードがしっかりと封緘された状態でお手元に届いたことをご確認いただき、チェックボックスにチェックをしてください。
万が一、開封された跡があるなど不審な点がある場合は、セキュリティ・カードをご利用なさらず、新生パワーコール 0120-456-858 までご連絡ください。
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と表示されているので、問題がなければこのチェックボックスをチェックして【次へ】ボタンを押す。
正しく入力されていれば以下のように表示される。
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新しいログイン方法の初期設定が完了しました。
このままお取引をされるお客さまは、「再度ログインする」ボタンを押してください。
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以上で初期設定完了だ。
続けて取引を行う場合は【再度ログインする】ボタンを押す。
すると、最初のログイン画面になる。
ここからは今後毎回行う操作になる。
まず、いつものように新生パワーダイレクトのログイン画面を表示する。
を使って自分の口座にログインする。
すると乱数の入力画面になる。
ここでは「A3」、「B1」、「D0」のように乱数表から入力する部分の指示が出るので、カード表面の乱数表から該当箇所に書かれているアルファベットや数字を入力する。
ここでもセキュリティキーボードが使用されているが、「セキュリティキーボードを使用する」のチェックボックスを外すと、セキュリティキーボードを使わずに直接入力することも可能だ。
なおここで直接入力できないという報告もあったが、パスワード入力と同じで入力した文字は【*】で伏せ字で表示される。スクリーンリーダーによってはなにも読まないので入力がうまく行われていないかのように思うこともあるが、全部入力したあと【Login】ボタンを押して警告ダイアログが表示されなければちゃんと入力されているはずだ。
以上、かなり面倒ではあるが、新しいログイン方法でも何とか使うことができた。
それにしても
こんなにいっぱいあったらなにがなんやらわからんではないか!!
投稿者 Dream : 2007年06月27日 19:48
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